奴奈川の玉匠

筆置作


皇紀2675年、三輪の大神様の御神縁にて広くあまねく「威」を発され、
我が国は言うに及ばず広く世界に感動をお与えになる、極めて高い「威」を
持たれる芸術家の方にお使いいただく筆置を拵える機会を賜りました。

材は古舟材のチーク、現代的な道具は一切用いず古の道具だけで拵えました。
目にはそこに硬玉、青石で象嵌を施して魂を入れ込みました。

そこに合わせる落款置きは奴奈川の圧砕硬玉を用い古式にて拵え、
その風景は、あたかも雲に乗る神の印象でございます。

木作はもうだいぶしていたのですが、今回が初めての公開でございます。


古式筆置


「大海原の陽光」


春の訪れと共に・・・・。






材に象嵌された奴奈川硬玉



材に象嵌された奴奈川青石



亜麻仁油仕上げの肌



奴奈川圧砕硬玉の落款置き



自然の風化表面の下には翠の世界が広がっています。





裏面には奴奈川圧砕硬玉独特の文様が流れます。



陽光を受けた肌











「風雨同舟 迎接挑戦」
玉作 工人  拝





「威」を入れ込んだ筆置きにご興味のある方は
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