奴奈川の底なる玉
奴奈川硬玉より砥ぎ出したる武人の玉。
無骨な身に光を受けて透ける翠色、いにしえの「もののふ」が用いし大勾玉。
奴奈川の底なる玉を佩用されご活躍された神祖布留御魂のご二男
現在の越後国一宮の弥彦神社に祀られている大神様でございます。
極めて高い硬度を持ち、その研き出しは困難を極めましたが、
決して原石に逆らわず、整形、穿孔、肌の砥ぎ上げを行い姿を現しました。
持つ「威」はわが国を守護する武人の「威」
現代によみがえりし武人が持たれる古式奴奈川勾玉でございます。
命名
「神祖天香山尊」
(かむろぎあめのかやまのみこと)
[全長41.3ミリ 最大幅17.3ミリ]
神祖乃御魂
玉作 工人 拝