奴奈川の底なる玉



奴奈川の貴産なる青硬玉より砥ぎ出したる禽獣魚型大勾玉。
海、空、山の「威」を持ち、持たれる方を守護する神の玉。
皇紀弐千六百七十四年、磨き上げし玉作技能を用いて砥ぎ上げし神の玉。

その形状故、玉作は非常に難儀しましたが、
小滝川支流の一本からのみ生まれる青翡翠「技」を用いて神光が生まれました。

八千矛大神と奴奈宜波比賣命の間に生まれし大神の名を持つ神の玉。
持つ「威」は森羅万象をその身に纏う大いなる奴奈川の「威」でございます。



命名
神御穂須須美尊
(かむみほすすみのみこと)
[全長59.0ミリ 最大幅17.1ミリ]

























神祖乃御魂

玉作 工人  拝