奴奈川の底なる玉
奴奈川の緑の硬玉、劈開の全く無いその石から小さな勾玉、 この勾玉と青色に透ける古式瑠璃玉を合わせ、いにしえの御頸珠を生み出しました。 遠い遠い昔、いにしえの女性たちは翡翠の緑と青い瑠璃に非常に強い「威」 を感じていたようで、この形式の首飾りは全国で見つかっています。 この御頸珠の名は「神若加保大神」 古に若加保大神を神として祀られていた一族の巫女様が 持たれていた御頸珠の寸分違わぬ写しを拵えさせていただきました。 持つ「威」は地域を護られた地祇の神威。 そしてその神を代々お祀りされて来た麗しき女性の優しい「威」 この二つを輝く光の中で発する古式御頸珠でございます。 命名 「神若加保大神」 (かむわかかほおおかみ) [勾玉全長16.6ミリ 最大全幅6.5ミリ 御頸珠全長45センチ] 玉作 工人 拝