沼名河之 底奈流玉
「豊葦原壽」
(とよあしはらのことほき)

古の技により奴奈川の龍達を砥ぎ出し「神豊受大神」の護りとし、
持たれる方の大いなる「発威」を護る役目を与えます。

これは古の時代から続く我が国の伝統。
それは「御統」「美須麻流」として広く伝わっております。

本来、親玉護りの玉は対が基本。
古の伝統に従い、それぞれに役目持つ「龍」を砥ぎ出してまいります。



一、奴奈川硬玉勾玉


「台与乃青龍」
(とよのせいりゅう)
[勾玉全長24.3ミリ 最大全幅8.8ミリ]

極めて高い透明度を持つ奴奈川硬玉より青い龍を砥ぎ出しました。
奴奈川の抜けるような青空を身にまとい、光源によって
妖しいまでの青き美しさを放ちます。

   

   


  


  

    





二、大倭水晶切子玉
古式御頸珠攻玉

「台与乃御輝威」

[平均全長20.5ミリ 平均全幅12.5ミリ]

古の技をひたすら磨き、古の道具を見極め、攻める工程を吟味し、
膨大な時間と手間をかけて砥ぎ上りし八つの神の切子玉。
光を受けて放たれるその虹彩、光の彩は神そのものです。

  

  

  





三、奴奈川紫硬玉勾玉
古式御頸珠攻玉

「台与乃紫龍」

[勾玉全長30.0ミリ、29.0ミリ  最大全幅10.8ミリ]

美しい紫を湛える奴奈川硬玉より紫の龍を砥ぎ出しました。
深山の磐座、神籬に祈りを捧げる巫女の如く、妖艶で儚い色艶。
この玉の「威」は非常に大きく、畏れさえ感じます。




     


    


   


    


神豊受大神





玉作 工人  拝