沼名河之 底奈流玉
奴奈川薄紫硬玉緒締型縄文大珠
「沼河乃雪雫」
翡翠を生む奴奈川の深山、いにしえの縄文の民が願いし春の雪解け。
薄紫に透ける翡翠、その輝きは春に向かって解ける雪塊、
雪解けは美しき水となり渓流を流れ降り海神への世界へ注ぐ。
光に栄える光彩は奴奈川の神の証であり我国の歴史。
手業はあくまで縄文。
道具立ても全て太古同様として、砥石の限界の光でございます。
決して派手な色ではありません。それは大和の優しい紫色。
嫋やかな奴奈川の女性が持つやさしさ、温かさ、美しさなのでございます。
翡翠の結晶粒が光彩を放つ様は、奴奈川から下賜された翡翠の証。
正に全国の縄文首長に与えられし自然の「威」でございます。
透明に水の様、氷の様に透過する奴奈川硬玉、
その姿は正に雪解けの雫。
日光を受けて硬玉の結晶が煌きます。
頑固一徹、玉作工人が手塩にかけ玉作技能の粋を集めた
作品の「威」を感じていただければ幸甚に存じます。
Hope you can feel the "威" of this work of art,
which was created by a stubborn Tamasaku Kouzin.
Made by gathered the best of ancient tamasaku skills from 2000 years ago.
希望你能感受到这件作品的 "威"(日語)。
由顽固的”玉作工人”所创。
汇集了2000年前古代玉作技艺的精华而制成。
玉作 工人 拝