(すさのへきうん)
奴奈川の深山より産出した透明度を持つ本物の碧玉。
古の玉杖に用いられし神の石。
その身は光を受けてほのかに透過し、その表情は極めて豊か。
青とも緑とも言える不思議な色合いが奴奈川貴碧玉の真骨頂です。
この形は、出雲の神の時代、出雲、丹後、越前などで広く流通したいにしえの形。
神の碧玉の「威」を感じながら、いにしえの技を振るいました。
この虹彩に出雲の神々の「威」を感じていただければ嬉しいです。
工房作品 二〇一五 弐
玉作 工人 拝