沼名河之 底奈流玉

玖沙訶乃玉璽



我が国に続く神の御魂とその憑代。

時は弥生時代から古墳時代初期にかけて大和を中心とする
畿内から見つかる極めて数の少ない「大王の証」レガリアとなる
宝器であり示威財であり威信財。

その存在はあまりに少なく、その多くは殆ど知られておりません。

これら宝器の再現は絶対数が少なく生産工程や生産遺跡、
その工具等が全く見つかっておらず、再現には現物を実見して
その砥石目や工作精度から試行錯誤を何度も繰り返して
工法を見出すため、その再現には難儀しました。

玉職人として古式に則り、失われた玉作技能の再現に挑戦し、
現代に黄泉帰った神祖の証、神々の宝器たちをご紹介いたします。

奴奈川の底なる玉の持つ大いなる「威」を感じていただければ幸いです。


古式奴奈川技法 本御統

 玖沙訶坐大神乃美須麻流
 




 奴奈川高品質硬質蛇紋岩
琴柱形石製品(宝器)
矢田坐日霊女乃大神」 

 



奴奈川高品質硬質蛇紋岩
石製紅入盒子(宝器)
霊刀自乃石紅





奴奈川甕覗硬玉紅入盒子
(宝器)

日刀自乃石紅




奴奈川高品質硬質蛇紋岩
琴柱形石製品(宝器)

倭青垣東山坐日霊女乃大神







 奴奈川甕覗硬玉玉杖(宝器)
玖沙訶坐御諸乃大神









玉作 工人  拝