沼名河之 底奈流玉


大日霊女御手纏



遠く神代から我が国の人々と共にある大神の御魂。
大巫女が魂振りにより美しき瓊音を奏でた大いなる神の手纏。

古式玉職人の誇りにかけ、神駆ける状態で攻め込みし手纏。
全身全霊で取組む玉作技能二十五年の結晶です。


左手纏はあまねく万物の「威」を受ける神の手纏。
その銘を「讃歌響明」
全てを大倭の神の石(意思)で拵え、
天、地、海、人、宇宙、万物の美しい「威」をいただき、
詠う讃歌はあまねく響きわたって明るく共鳴します。


皇紀二六七四年六月完成
大日霊女受威御手纏
讃歌響明







右手纏は受けし万物の「威」を発する神の手纏。
その銘を「歓喜光耀」
左手纏から生まれし賛歌の共鳴、をそこから生まれる歓喜の光は
すべてを耀かせ、自他、万物をさらに高揚させる。

現代に甦りし大巫女の力強き柔らかな「威」を発します。


皇紀二六七五年一月完成
大日霊女発威御手纏

歓喜光耀






天、空、水。
その銘を「天空広大」
手玉の水色に感じるものに応じて、広く大きく、姿を変る神の手纏。
さまざまな麗しき威を放つ、よろこびの手玉です。
 


皇紀二六八十年五月完成
大日霊女御手纏

天空広大






力、命、光。
空、海、地。

その銘を
「湧氣清明」
変幻自在、玉の色に感じるものに応じて力と護を与える神の手纏。
清く明るい威を放つ、ことほぎの手玉です。  

皇紀二六八十年五月完成
大日霊女寿威御手纏

湧氣清明 





頑固一徹、玉作工人が手塩にかけた玉達を順次掲載させていただきます。
玉作技能の粋を集めた手纏の「威」を感じていただければ幸甚に存じます。



玉作 工人  拝