工房作品 二〇二〇 



皇紀2680年、玉作 工人は継続して「技」の錬磨を地道に続け、
極小孔長手穿孔成功に続き、古の様々な石製宝器(威信財)再現にも挑戦いたします。

失われし古の「技」はまだまだ多く、一つでも多く再現して
次の世代にそのまま引き継いでゆくこと、これこそが古より続く
我が国ものづくりの流儀、そして魂なのです。

「玉は魂の依代であり、持たれる方の「威」を守護する器」

あくまで自然体で、石の意志に決して逆らわず、砥石との調和を通す。
それが「弥栄の風」を運べることを信じ、いにしえの「技」を追い続けます。

大神神社、奴奈川神社、貫前神社の御札に護られながら
手仕事のみで魂を入れ込まれた作品をどうぞご覧ください。


一、奴奈川高品質硬質蛇紋岩
琴柱形石製品

「矢田坐日霊女乃大神」
(やたにいますひるめのおおかみ)
[全長70.0ミリ、最大幅5.15ミリ、厚さ12ミリ]

奴奈川海岸転石の高品質蛇紋岩から琴柱形石製品を砥ぎ出しました。

非常に緻密な結晶組成が攻玉を阻み砥ぎ出しには非常に難儀しましたが、
砥ぎ出される石の角は鋭く立ち、まるで刃の様でした。

整形には様々な形状、粒度の砥石、鉄棒、砥の粉を段取りし、
失われてしまった整形技能再現に試行錯誤を繰り返しました。







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